インボリュートギヤの設計(モデリング)方法です。
関係式のグローバル変数を使用して設計(モデリング)しているので簡単にモジュール変更ができます。
ギヤ関係の技術資料は小原歯車工業株式会社様のものを使用しております。
平歯車の資料はこちらです。
インボリュートギヤの作成1のつづきになります。
1.基準となる円盤形状を作成します。
スケッチで円を描き、寸法拘束でグローバル変数の歯先円直径を選びます。
2.押し出します。
3.基準円、基礎円、歯底円をスケッチで描きます。
ここでは基準円、基礎円、歯底円を描いたらスケッチを終了します。
4.新しくスケッチに入り、インボリュート曲線を描きます。
入力する式は、
Xt = 基礎円直径/2(cosθ+θsinθ)
Yt = 基礎円直径/2(sinθ-θcosθ)
となります。
具体的には、
Xt ="基礎円直径"/2*(cos(t)+t*sin(t))
Yt ="基礎円直径"/2*(sin(t)-t*cos(t))
パラメータは、
t1 = 0
t2 = 2
インボリュート曲線を描いたらスケッチを終了します。